AI駆動開発の実運用ノート

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AI駆動開発の実運用ノート No.99フックの正体はただのシェルスクリプト

AI と併走してチケット販売サービスを本番運用まで到達させた記録を、そのまま文字に残しています。今回は第4部「規律の仕組み化」から、「多層防御の設計」のお話です。

実物フックは普通のシェルスクリプト

特別な技術は要らない——条件を判定して止めるだけ
# 例: マージ前チェックリスト(Keihi 移植版の骨子)
if echo "$CMD" | grep -q "gh pr merge"; then
  if ! echo "$CMD" | grep -q "WORKFLOW_VERIFIED=1"; then
    echo "マージ前チェック: 型/テスト/ビルド/検証は完了していますか" >&2
    exit 2  # ← これだけで AI はマージできなくなる
  fi
fi

バイパスは必ず「明示トークン + 理由の記録」で作る——黙って通れる抜け道だけを塞ぐ。この後、AI にこれを書かせる手順を示す

「フックは難しそうだ」と思うかもしれません。スライドに載っているのがその実物です。

特別な技術は要りません。

やっていることは単純で、マージのコマンドが来たかを判定して、条件を満たさなければエラーを出して exit 2 します。これだけでAIはマージできなくなります。

条件を判定して、止める。それだけです。

そして、それだけだからこそ、第4部第5章でこれをAI自身に書かせることができます。 書ける人が限られる特殊な技術であれば、「規律の実装もAIに任せる」という話は成り立ちません。

つづく