AI駆動開発の実運用ノート

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AI駆動開発の実運用ノート No.74検証の階段を飛ばせない理由

AI と併走してチケット販売サービスを本番運用まで到達させた記録を、そのまま文字に残しています。今回は第3部「実装→検証イテレーション」から、「検証の階段」のお話です。

検証の階段——5段を順に飛ばさない

各段は「下の段では捕まらないもの」を捕まえる
何をする捕まえるもの
1. 型チェックコンパイラをエラーゼロまで構造の矛盾・影響範囲の実測
2. 単体テスト金額・数量は成分別に検証ロジックの誤り・誤差の相殺
3. コンテナビルド成功 + 全コンテナ健全環境・設定・依存の壊れ
4. 通し(E2E)実 API・実決済経路でフロー一巡配線漏れ・境界のバグ
5. 実機ブラウザ実操作で価値到達点まで + 証拠3点導線欠落・ハリボテ・「テストが実態を映していない」事態

これが検証の階段です。ポイントは、各段が「下の段では捕まらないもの」を捕まえることにあります。

一段目、型チェック。構造の矛盾を捕まえます。 二段目、単体テスト。ロジックの誤りを捕まえます。 三段目、コンテナ。環境や設定の壊れを捕まえます。 四段目、通しのテスト。配線の漏れや境界のバグを捕まえます。 五段目、実機のブラウザ。導線の欠落や、ハリボテや、「テストが実態を映していない」事態を捕まえます。

だから飛ばせません。上の段は、下の段が通っていても出てくるバグを捕まえるためにあります。

逆に言えば、下の段だけ通して「完了」と言うのは、上の段が捕まえるはずだったバグをそのまま利用者に届けるということです。

つづく