AI駆動開発の実運用ノート

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AI駆動開発の実運用ノート No.75合計だけを検証すると誤差の相殺を見逃す

AI と併走してチケット販売サービスを本番運用まで到達させた記録を、そのまま文字に残しています。今回は第3部「実装→検証イテレーション」から、「検証の階段」のお話です。

2段目の規律成分別 assertion

合計だけの検証は誤差の相殺を見逃す
// NG: 合計だけの検証
expect(total).toBe(15000)

// OK: 成分を先に、合計は最後に整合確認として
expect(交通費小計).toBe(8000)
expect(会議費小計).toBe(7000)
expect(total).toBe(15000)
expect(警告件数).toBe(1)  // 会議費の上限超過

題材プロジェクトの返金計算(3成分構成)で確立された規律。Keihi の全金額テストがこの型で書かれている

二段目の単体テストに、大事な規律が一つあります。合計だけを検証すると、誤差の相殺を見逃します。

たとえば、合計が15,000円であることだけをチェックします。これでは足りません。 交通費の小計が8,000、会議費が7,000、と成分ごとに確認して、最後に合計を整合確認として見ます。そして警告の件数も確認します。

合計だけ合っていても、成分の中で誤差が打ち消し合っていることがあります。 だから成分ごとに見ます。金額や数量を扱うテストでは、これを義務にしています。

つづく