AI駆動開発の実運用ノート

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AI駆動開発の実運用ノート No.94エラーが一切出ないまま468行のコードが消えた

AI と併走してチケット販売サービスを本番運用まで到達させた記録を、そのまま文字に残しています。今回は第4部「規律の仕組み化」から、「ルールは事故とともに育つ」のお話です。

失敗事例スカッシュマージで実装済みコードが消えた

エラーの出ない消失がいちばん怖い
事故

大規模 PR(71ファイル)のマージで、並行する小 PR のページと導線が上書き消失。気づいたのは翌日

根本原因

スカッシュマージは履歴を潰すため、コンフリクト解決の漏れが静かに変更を巻き戻す

ルール

スカッシュ禁止・通常マージのみ。PR のオープン放置禁止(並行期間を短く)

強制する仕組み

マージコマンドを検知するフック + 正規手順の常時提示(第4部の手順で再現する)

その最初のフックを生んだ事故がこれです。

71ファイルの大きなPRをマージしたとき、並行していた小さなPRのページと導線が上書きされて消えました。気づいたのは翌日です。

一番怖いのは、エラーが一切出ないことでした。

スカッシュマージは履歴を潰すため、コンフリクト解決の漏れが静かに変更を巻き戻します。コマンドは「成功」と表示されます。だから、消えたことに気づく手がかりがどこにも残りません。

対策はスカッシュ禁止・通常マージのみです。 この事故は、第4部第5章で自分の手で再現できるようにしてあります。実録は事例05に。

つづく