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AI駆動開発の実運用ノート No.109事故から再発防止までの時間を自分で測る
AI と併走してチケット販売サービスを本番運用まで到達させた記録を、そのまま文字に残しています。今回は第4部「規律の仕組み化」から、「わざと事故る」のお話です。
この手順の目的は、フックを1本手に入れることではありません。 「事故が起きてから、再発防止が動き出すまでの時間」を自分で測ることにあります。
「事故から機械化まで同日〜翌日」という実測は、読むだけなら「よく頑張ったな」で終わります。 しかし自分でやってみると、根性の話ではないと分かります。 フックは条件を判定して止めるだけのシェルなので、依頼から動作確認までは短時間で終わります。だから事故の記憶が新しいうちに、その場で機械化できます。
依頼文に入れる3つ——検知する条件、止めるのか警告か、バイパスのトークン名と理由の記録——は、フック設計の3原則をそのまま依頼に落としたものです。
成功の判定は3点です。
生成されたシェルを読んで、フェイルオープンがどこに入ったかを指させること。
既存のフックと同じ書式(exit 2 と理由の提示)になっていること。
そして、配線したあとに同じ事故操作が止まること。
そのうえで経過時間を確認してください。それがこのプロジェクトの速さの正体です。
書き上がったフックが妥当かどうかは、実物と見比べるのが早いです。 この教材リポジトリで実際に動いているフック5本の全文をフックの実物に載せました。
つづく