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AI駆動開発の実運用ノート No.9経営層と現場が抱く、正反対の誤解
AI と併走してチケット販売サービスを本番運用まで到達させた記録を、そのまま文字に残しています。今回は第1部「AI時代の人間の仕事」から、「2つの誤解を正す」のお話です。
面白いもので、経営層と現場は正反対の方向に誤解します。 より正確に言えば、私の理解とは、どちらも逆を向いているように感じています。
経営層は「AIに任せれば、人が介在しなくなる」と考えがちです。 しかし実データはこうでした。AIがコードのほぼ全量を書いた4か月半、人間は毎日、介在し続けました。 変わったのは介在の中身で、「書く」から「任せて検収する」に移っただけです。
一方、現場は「仕事を奪われる」と考えがちです。 しかし、AIを統治するコード約3,900行の大半は、人間の判断をルールにしたものでした。 つまり業務知識と管理の経験が、そのまま新しい中核業務になります。
このスライドの役割は、経営の立場の人も現場の人も、両方を味方につけることにあります。 どちらの受け止め方とも、データは違う姿を示しています。役割の整理は提供思想に詳しく書きました。
この回の出典
つづく