AI駆動開発の実運用ノート

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AI駆動開発の実運用ノート No.51「お金の支払いが発生する業務は急がない」

AI と併走してチケット販売サービスを本番運用まで到達させた記録を、そのまま文字に残しています。今回は第2部「要件定義と設計」から、「大規模な要件追加・仕様変更の作法」のお話です。

お金の支払いが発生する業務は
簡単にやるやらないを
決めないで下さい

— オーナーの是正。金銭バグに「最小差分・今夜反映」を推奨した AI に対して。以後、金銭変更は5点の裏付けを揃えるまで「推奨」を出さない規律になった

これは私が実際にAIに向けて言った言葉です。

状況はこうでした。金銭に関わるバグに対して、AIが「最小の差分で、今夜すぐ直しましょう」と勧めてきました。そこで出たのがこの一言です。

お金が動く業務を、AIの「効率」に乗せて簡単に決めてはいけません。

この一件から、金銭の変更は5つの裏付けを揃えるまでAIに「推奨」を出させない、という規律ができました。

AIは速さを勧めます。速さを採るかどうかは人間が決めます。

つづく