AI駆動開発の実運用ノート

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AI駆動開発の実運用ノート No.17AIは自分の判断で本番に触れない

AI と併走してチケット販売サービスを本番運用まで到達させた記録を、そのまま文字に残しています。今回は第1部「AI時代の人間の仕事」から、「規律が働く瞬間」のお話です。

再現手順

AI は自力で本番に触れない

題材プロジェクトでは本番リリースが「明示指示の引用 + 許可時間帯」なしに機械的に拒否される。Keihi では同じ型を「マージの人間ゲート」で再現できる。

手順
  1. 適当な変更で PR を作り、AI に gh pr merge --merge <PR番号> を実行させる
  2. PreToolUse の pre-merge-check.shexit 2 でブロックし、チェックリストを返す
  3. チェック項目を実際に満たし、満たした旨を報告させる
  4. WORKFLOW_VERIFIED=1 gh pr merge --merge <PR番号> で再実行 → 通る
確認できること
  • バイパスは「明示トークン + 満たした旨の申告」。黙って通れる抜け道がない
  • 本番デプロイの時間帯ガードも同じ型(実物は配布資料・設定カタログ01)

もう一つ、いちばん大事なゲートがあります。本番へのリリースです。

AIに「これを本番にデプロイして」と頼むと拒否されます。 理由は「人間の明示的な指示の引用がないと通さない」からです。

ここが二段構えになっています。 人間がその場で「いいよ」と言うだけでは、まだ足りません。理由の記録まで揃わないと通りません。

AIが優秀になればなるほど、この「人間ゲート」の価値は上がります。 だからこそ、ゲートをどこに置くかは経営の判断事項になります。

つづく